8月のEVENT報告

JID九州の50周年EVENTのご報告です。

関連EVENTは会期中 800名近いお客様が入場参加されています(9月20日現在)


①8月16日(土)ギャラリートーク 2階常設特別展示室 15:30~



会場の展示物を解説するOPENINGギャラリートーク。
皆様熱心に聞いていただきありがとうございます。

②8月16日(土)ワークショップ(福井若狭塗箸 ㈱ 兵左衛門 協力)
          MYお箸を作ろう〈材料費1500円〉地下会議室 13:00~



お箸のデザインコンテストを開催。JID賞はなんと!中国から留学されていた学生さん!
定員一杯の親子MYお箸づくりとコンテストは、国際箸文化研究所さんとのコラボで実現しました。

③8月28日(水)珪藻土左官体験 工房 13:00~



珪藻土の左官体験は定員オーバーで材料が足りなくなるほど好評でした。
ご協力は左官一筋35年の中脇さん、材料の提供は富士川建材さん。
御世話になりました。夏休み追い込みの宿題が完成です。

熊本のテレビ局が取材に!

8月27日 KKT テレビタミンという番組から取材に!

生放送でした。突然の連絡に川崎理事が急遽福岡から駆け付けました。



ちょっと緊張気味の川崎理事でした~。

熊本の地元新聞社に載りました。

50周年OPENした日に熊本の地元紙が取材に!



中央で輝いているのは、中川千年名誉会員の照明器具(和紙)

展示紹介(高濱洋子)



今によみがえる和のマテリアル
(株)トミタ
クチーナ福岡
ADコアデバイズ
リッツウェル
田中健助商店(東京からかみ屋)
渡辺石彫工房

海のむこうから来る和
クリエーションバウマン
日本フィスバ
マナトレーディング
カッシーナIXC
  

○今によみがえる和のマテリアル
◇(株)トミタの和紙壁紙・・・リーフレットあり
トミタさんは昭和19年東京の京橋で生まれた会社です。
展示してある富田商店の風呂敷が示すように当初は襖紙など和のお店でした。
しかしながら現在はどちらかというと輸入物のイメージが強い会社です。
あっという間に広がった日本のビニールクロスに長いこと抵抗されていて、アメリカやヨーロッパの壁紙の輸入に尽力され、土に還るエコ壁紙の輸入もどこよりも早かったのです。
一方、反対に日本の文化を輸出の観点から和の素材の開発も続けて、今回の展示となりました。

色とりどりの荒削りな紙は『アートウォール こうぞ』。
その名の通り50センチ×1メートルの楮100%の手漉きの紙に顔料で染色を施したものです。基本12色のほかに特注色も出来ます。
色むらを利用して壁面いっぱい貼ったりするのも良いですが、私は余り大きな面積でなくニッチの背面の壁に貼ったりしています。もちろん洋の空間です。

『アートウォールレジェンド』
昨年発表されたばかりの所謂使いやすい壁紙です。
和紙は和紙だけでは洋のボード下地に貼るクロスの代わりにはなりません。どうさ引きを重ねなければならないのですが、トミタさんの和紙壁紙は商品化され不燃・準不燃の防火性能認定も取れているのです。
桐薄板のシリーズを帯にして洋の書斎に貼ったり、和モダンな和室の天井にあえて使ったりしています。
工芸紙ですが決して民芸にはならずさりげなく使えるところが特徴だと思います。


・トミタさんの和紙は因州鳥取でつくられています。

◇クチーナ福岡のキッチン扉・・・リーフレットあり
和がテーマなのは内装材だけではありません。
完全に洋であるはずのシステムキッチンの扉にも和の要素が最近増えてきました。
今回ご紹介するクチーナさんは昭和12年に家具屋として創業、その後昭和28年より部材型のシステムキッチンの製造販売の会社です。
その名もずばりのうづくり仕上げや竹の積層材を使った扉材を出展してもらいました。
 
これらの扉で巾の広い引き出しで構成したキッチンは水平ラインが活き和モダンな印象を深くします。
私は現場ではこの和風のキッチンの手元灯にあえてインゴマウラーの茶目っ気のあるカンパリなどの照明器具をあわせたりしています。
オープンキッチンが多くなった昨今、扉の選択はますます重要になってきました。
 
◇ADコアデバイズのテーブル
ADコアデバイズのデザイナー瀬戸昇氏による2008年発表のティーテーブル。
輪島塗で金銀の蒔絵が施されています。
輪島というと座卓のイメージですがこんな洋のテーブルも作っていただきたいと思うアイテムです。
羽織の裏のおしゃれ、あるいは無地の花塗りのお碗を開けたときに広がる蒔絵と同等の理由でテーブルの裏に蒔絵が施されているのが日本文化らしくにくい演出だと思います。
 
貴重なテーブルですが、今回、賛助会員でもあり出品していただきました。
ADコアデバイズ社は1982年設立の実績ある日本のスケールに合わせたデザイン性の高い家具を提供する会社です。

◇リッツウェルのセンターテーブル
添島勲商店のコーナーに展示してあるローテーブルがリッツウェルの商品です。
九州が本社の首都圏でとても伸びているちょっとめずらしい会社です。
ここも賛助会員ということで出品していただきました。
和というよりアジアンイメージの家具がお得意なのですが今回添島さんの畳の上によく納まりました。1200角で高さ21センチ ウォールナットオイル仕上げです。
洋のセンターテーブルなのですが座卓としても使えそうです。

◇田中健助商店のからかみ・・・リーフレットあり
 田中健助商店プロデュースのからかみ屋で展開されているからかみの展示です。
 ・ショーケース①
今年3月に移転リニューアルした東京からかみ屋のために新規製作された和紙素材で越前和紙です。53センチ角。全部で24種類あるなかの紙です。
しずくの跡をつけたり、太い繊維を並べたり、白土を漉き込んで左官のようなテクスチャーを出したり、表面を削って焼いた杉板を干し板につかって写し取ったりとさまざまな手法を用いているのですが、あくまで素材であり、これに生漆やべんがらや黒漆を施してパネルとして壁面装飾に使用するのです。
今回は残念ながらこの漆仕上げのパネルはお借りすることが出来ませんでしたが、素材だけでも十分におもしろいと思い展示しました。
置いてあるカタログ『うすよう』は鳥の子紙のカタログです。
・ショーケース②
すっかり印刷が当たり前のようになってしまった襖紙。
和室が極端に減ってしまって、襖紙の需要も一軒に2~3枚になった今、なんとか手刷りの襖紙(からかみ)を復興させようとの思いでからかみ屋は誕生しました。
すてきだけど敷居が高い京都の唐長さんとは違い、安心価格のイージーオーダーシステムの手刷りの襖紙です。
今回は『季寄せ』より何点かパネルを作っていただきました。
ショーケースの中央に立ててあるカタログがそうです。
イージーオーダーでは模様を選んだら①紙を選ぶ→②刷り色を選ぶ→③模様位置を選ぶ→④加飾を施す、の順で進みます。
後ろに立ててあるパネルは左より胡粉刷り(光っていない顔料)、雲母刷り(きらずり、パール系顔料)、雲母刷りに金砂子の加飾、さらに一部金箔押しの加飾を施したものです。
下段は麻の葉のパネルとひさご柄をぼかし刷りしたものです。
私は和の建具だけでなく玄関先のパネルに仕立てたり、洋のシーンで使っています。
先日は東京のマンションのリニューアルで建具をすべてからかみ屋さんの加飾からかみで貼ってもらいました。


◇大分・日田の渡辺石彫工房の石の作品
 渡辺さんはいはば石のプロ。
 公共のものからアート作品までマルチな活躍の工房です。
 今回は和がテーマですから国産の石を中心に持ってきていただきました。
 白い石が山口県美祢市で取れる国産唯一の大理石『美祢石』~みねいし~です。
 ランプスタンドのシェードもこの石でまるで和紙のようだといつも思ってしまいます。
 今回、中川名誉顧問の作品にもこの美祢石のがあり、伺ったら、やはり渡辺さん作でした。
 黒っぽい石は日田石。
 正面の大きな鉢?はワインクーラーだそうですがなんにでも使えそうです。

※真ん中においてある象嵌のパターはコモドデザインさんの出展物です。

※お頼みになりたい方など問い合わせは東京に直接でもご迷惑なので、高濱までとりあえずはご連絡下さい。
 

出展社ご紹介

JID設立50周年企画 日本の設えと文化を学ぶ
「新しい和の暮らし」
平成20年8月16日(土)~9月28日(日)

出品者一覧


○加茂商工会議所(桐箪笥)
tel:0256-52-1740 fax:0256-52-4100
〒959-1313 新潟県加茂市幸町2-2-4  
e-mail: info@kamocci.or.jp



○ジェネスエンタープライズ株式会社(ファブリック)
tel:092-526-1395 fax:092-526-1315
〒810-0022 福岡県中央区薬院3丁目3-5 LAPIS 5F  
e-mail: s.kondo@genes-inc.com




○日本フィスバ株式会社(ファブリック)
tel:092-724-8820 fax:092-724-8806 
福岡営業所:〒810-0001 福岡県中央区天神1-1-1 アクロス福岡B1F
e-mail: hisao.oka@fisba.co.jp



○株式会社クチーナ福岡 (キッチン)
tel:092-262-7717 fax:092-262-7718
〒812-0018 福岡県博多区住吉2丁目2-1


○株式会社AD CORE DEVISE エーディーコアデバイス (家具)
tel:092-600-8000 fax:092-534-7140 携帯:080-3517-3390
〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院4-10-15 e-mail: fujimoto@adcore.co.jp


○ヤマギワ(株)福岡営業所
tel:092-721-5661 fax:092-712-9494
〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目1-10 ORE福岡赤坂ビル7F


○(有)マナトレーディング西日本 福岡ショールーム
tel:092-437-3040 fax:092-437-3050
〒812-0013 福岡県博多区博多駅東3-13-21


○株式会社トミタ
tel:03-3273-7555 fax:03-3273-7577
本社:〒104-0031 東京都中央区京橋2-3-16  
e-mail tomita-h086@tominet.co.jp


○渡辺石彫工房
tel:0973-22-5667 fax:0973-22-8885
〒877-0024 大分県日田市南元町27-31
e-mail: watanabesekichou@rice.ocn.ne.jp


○株式会社田中健助商店(からかみ)
tel:03-3967-6671 fax:03-3967-6672
〒174-0051 東京都板橋区小豆沢2-8-7
e-mail: mst@karakamiya.co.jp



○株式会社兵左衛門(お箸)
tel:03-3865-1165 fax:03-3865-5184
〒101-0031 東京都千代田区東神田1-10-4 
e-mail: nagai@hyozaemon.co.jp



○有限会社栗川商店 (渋うちわ)
tel:0968-46-2051 fax:0968-46-5175 携帯:080-1703-6951
〒861-0331 熊本県山鹿市鹿本町来民1648


○添島勲商店(イ草)
tel:0944-88-1141 fax:0944-88-1503 
〒831-0014 福岡県大川市中木室23-1 
e-mail: info@soejima.com



○熊本い草デザイン開発研究会会員の製品
熊本県伝統工芸館
tel:096-324-4930 fax:096-324-4942 
〒860-0001 熊本市千葉城町3-35

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